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有馬浄水場における汚泥の放射性物質の測定結果について
有馬浄水場(海老名市)における令和3年度の浄水処理に伴い発生した汚泥について、令和4年7月上旬から処理施設である天日乾燥床※1からの搬出作業を行い、9月上旬をもちまして完了しました。
有馬浄水場では、浄水処理に伴い発生した汚泥について、乾燥過程において放射性物質が検出されたため、放射能濃度及び天日乾燥床周辺の空間放射線量※2を測定しデータを掲載していました。
天日乾燥床周辺の空間放射線量のデータが有馬浄水場の所在地(海老名市;原子力規制委員会で公表)の測定値と同レベルであることを確認しておりますので、汚泥の搬出作業完了に伴い、令和4年度の放射能濃度及び天日乾燥床周辺の空間放射線量データの更新を終了します。
また、放射性物質が検出された浄水処理汚泥の取扱いについては、平成23年6月16日付け厚生労働省健康局長通知
に基づき適正に対応します。
なお、水道水に関しても定期的に放射性物質の検査を実施し、安全を確認しています。
※1 天日乾燥床:天日乾燥床は、浄水場の沈でん池などで発生した汚泥を、天日(日光)で乾燥させ体積を減らす役割をする施設です。沈でん池などから天日乾燥床への汚泥の排出及び乾燥させた汚泥の搬出は、1年に1回行います。
※2 天日乾燥床周辺空間放射線量:天日乾燥床周辺の空間放射線量測定は、敷地境界において地上約1mにて測定を行っています。
測定結果
天日乾燥床汚泥の放射能濃度 |
天日乾燥床周辺空間放射線量 |
|||||
(単位:ベクレル/kg) |
(単位:μSv/h) |
|||||
採 取 日 | 採取検体 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 測定日 | 測定結果 | |
‐ | - | - - |
- - |
令和4年 9月14日 |
0.03以下 | |
令和4年 7月12日 | 汚泥 | 不検出 (検出限界値約5.8) |
不検出 (検出限界値約6.7) |
令和4年 7月11日 |
0.03以下 | |
令和4年 4月12日 | 汚泥 | 不検出 (検出限界値約5.8) |
不検出 (検出限界値約6.8) |
令和4年 4月22日 |
0.03以下 |
※ 「不検出」とは放射能濃度を測定する装置が測定可能な最低の濃度(検出限界値)を下回った値を表します。
※ 空間放射線量の値は、有馬浄水場の所在地(海老名市:原子力規制委員会で公表)の測定値と同レベルであることを確認しており、周囲に与える影響はありません。
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【浄水課 有馬浄水場 TEL:046-238-1915】