上下水道事業は、市民生活の豊かで快適な日常生活や都市活動を支える重要な都市基盤施設としての役割を果たすため、安全で良質な水道水を安定的に供給し、また、快適で安全・安心な生活空間を確保するとともに、公共用水域の水質の保全に努めています。
本市の上下水道事業を取り巻く経営環境は、水道料金及び下水道使用料を算定する基礎となる有収水量が、水道事業においては依然として減少する傾向を示し、下水道事業においても、人口普及率が横ばいとなり、減少傾向を示しており、上下水道事業の財政状況は更に厳しさを増しています。
このような財政状況の中、保有する膨大な施設の老朽化対策や耐震化、また環境対策などへの取り組みのほか、お客様ニーズへの対応等の課題に取り組んでいかなければなりません。
上下水道局では、これら様々な課題に対応するため、「横須賀市上下水道事業マスタープラン2010」を継承・発展させた「水道事業・下水道事業マスタープラン(2011〜2021)」を策定しました。
このマスタープランは「いつでも安心して使える止まらない水道・下水道」を経営目標とするものです。
平成23年度は、計画期間の初年度であることから、掲げる6つの政策に基づき、効率的な事業運営を進めることで、今後の着実な実施に向けたスタートとします。
今後の水道事業及び下水道事業の方向性を示すため、新たな横須賀市基本計画に基づく分野別計画のひとつとして、策定します。
収益的収支
(事業の管理・運営に関する収入支出)
収益的収支では、 給水量の減少等により、平成22年度予算より約2億円の減収となる見込みです。 一方、支出では、 借入金利息の減少などにより約2億9千万円を削減しました。
資本的収支では、老朽化施設の整備などを中心に 建設改良費を見込みました。支出が収入を上回る額については、損益勘定留保資金などで補てんします。
| 区分 | 平成23年度予算 (千円) | 平成23年度当初予算 (千円) | 増△減 (千円) | 伸率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 収益的支出 | 10,897,287 | 11,191,791 | △294,504 | △2.6 |
| 資本的支出 | 5,572,713 | 5,346,209 | 226,504 | 4.2 |
| 計 | 16,470,000 | 16,538,000 | △68,000 | △0.4 |
収益的収支では、使用水量の伸び悩みによる使用料収入の減や、雨水処理にかかる一般会計からの収入減等により、平成22年度予算より約1億6千万円の減収となる見込みです。 一方、支出は借入金利息が減少するなどにより約1億3千万円を削減しました。
資本的収支では、管渠施設・終末処理場施設の機能増強を中心に建設改良費を見込みました。支出が収入を上回る額については、損益勘定留保資金などで補てんします。
| 区分 | 平成23年度予算 (千円) | 平成22年度当初予算 (千円) | 増△減 (千円) | 伸率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 収益的支出 | 10,574,323 | 10,704,081 | △129,758 | △1.2 |
| 資本的支出 | 11,218,677 | 11,265,919 | △57,242 | △0.5 |
| 計 | 21,783,000 | 21,970,000 | △187,000 | △0.9 |